ミシェル・ブランチのRockShow・・・飾る必要はない
2013/11/18
いつ?どこ?だれ?
あれはいつだったか・・・(遠い目)
グラミー賞も受賞したアメリカのミュージシャン、ミシェル・ブランチの来日コンサートに行ったことがあります。
※いま当時のアルバムを確認しました、2001年(!?)だって。。。
あ、申し遅れました@takuminishimuraです。
コンサートに行った場所は「赤坂BLITZ」(ブリッツ)
そう!TBSのお隣ですね!
BLITZ
ミシェル・ブランチ
アメリカはフェニックスの出身、デビュー当時は17才・・・だったのかな?
アラニス・モリセットのプロデュースで知られる売れっ子、ジャン・シャンクスがプロデューサーを務めていました。(彼はその後、アシュリー・シンプソンのデビュー版なども手がけましたね)
そのミシェル・ブランチのデビュー版、「Spirit Room」は捨て曲なしのワタクシ「MY名盤コレクション」にノミネートされております。
個人的には、当時の「ヤング女性シンガーソングライター」の走りだったと思っております。
(※追随していたのは、ヴァネッサ・カールトン、アヴリル・ラヴィーンなどですね)
そして肝心のコンサート
すっっごーーく、待たされたのを覚えています。
赤坂BLITZって立ち見だったから、ギュウギュウの会場で立って待ってるしかないんですよね・・・
記憶では30~40分くらい遅れての開演だったと思います。
イライラしながら待っていたなぁ~
が!
ライブが始まったら・・・
いきなり演奏!しかも距離近!
まさにバンド形式の演奏。
余計なMCはほとんどなし、照明とかの演出もすごく普通(笑)
アレンジとか(当然だけど)CDのクオリティとは違う。
でも、「上手い」と思ったし、その「生で実現できるアレンジ」になっていて、
それがきちんとできていることに、なんだかとても感心していました。
バックコーラス部分とか、ギターやベース担当の男の人達が歌っていて、
でもプレイ自体の完成度は高くて「ライブにはライブの良さがある」と、初めて感じました。
で、「本物」はホンモノって?
それはミシェル・ブランチの言葉です。
当時のインタビュー記事で読んだのですが・・・
たしか
「ライブの観客でよく、結婚してー!みたいな歓声をかけてくれる人がいるんだけど、ちょっと冷めちゃうわね。私はRockアーティストなのよ、会場で演奏する以外にないわ」
みたいなことを、言っていたんですよ(私の記憶が正しければ・・・)
当時、コンサートと言えば
「みんな~アリガトーー!!」
みたいなこと言うんでしょ?そうなんでしょ?(偏見?)
とか勝手に思い込んでいたワタクシにとって、彼女の言葉は硬派というか「Rockやなぁ」みたいな印象を与えたのです。
そしてこの言葉を「赤坂BLITZでの演奏」が裏打ちしているのだなぁ~
と、実感を伴って腑に落ちたのでした。
まとめ
まぁつまりだ。
「生演奏」・・・「裸の自分」に自信があって、やることが明確で実力が伴っているのであれば
行動はそぎ落として必要なことをやればいいのだ。
無駄なことはしなくていいし、回りに媚びなくていいし、
目標にシンプルに向かっていけばいいのだ。
そしてそれが、見る人によってはカッチョよく見えるのだ!
う~む、「本物」はやはり違う。
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