「売りたくないものを売らなければいけない」というストレスから逃げよう~に同意です【後半】

      2013/11/18


売りたくないものを売るストレス

 

さて、引き続き前回のブログの後半を書いていく。

~「売りたくないものを売らなければいけない」というストレスから逃げよう~に同意です | オレフィー

 

後半:広告代理店時代の売りたくないもの

イケダハヤトさんの記事を読んで、私の経験を話している。というか書いている。
なんだか急に「レポート調」の文体になっているが、気にしないでくれ。
キャラが定まっていないだけだ。

「売りたくないものを売らなければいけない」というストレスから逃げよう – ihayato.書店 | ihayato.書店

 

広告代理店時代、私が担当していたのは主に「紙媒体」であった。
雑誌などが中心である。
いろんな業種のクライアント(出稿主)がいた。

 

普段は雑誌の扱いが多かったのだが
(上司など、担当者によってはWeb媒体も多く扱っていた)
私にもたま~に、Web関係の出稿案件があった。

 

既存のクライアントから、新たにWeb媒体への「問合せというか相談」をされるのである。
中でも記憶にあるのは「モバイルへのメルマガ」だ。
※モバイル・・・当時取り扱ったのはまだガラケーのみへの配信だった
※メルマガ=メールマガジンの略です

 

雑誌の広告でメルマガのPRをする

読者が登録

携帯にメルマガが届く

サービスの利用や商品の申込につながる

 

という・・・
まぁ、よくあると言えばよくあるビジネスモデルだったと思う。

 

 

なんで売りたくなかったか

正確に言うと、
「なんで売ることに躊躇がでてきたか?」となる。

 

この広告は私の成績アップに大きく貢献してくれた。
入社した頃に比べれば、信じられないような数字だった。

 

しかし、である
私はWeb(この場合はモバイルだけど)に疎く、最初、この集客システムをあまりよく理解できていなかった

 

クレームの連絡がよく入るようになった。
クライアントからではない。
出稿先の出版社、もしくはその媒体の窓口になっている代理店からである。
時には「一般消費者」からクレームが入ることも珍しくなかった。

 

理由は「メルマガ」である。
かなり過激・・・というか読者の心を刺激する(というか煽る)内容のメルマガが
それこそ寝ても覚めても携帯に届く。
1日に結構な頻度であったらしい。

 

それに私も慌てふためいた。
そういう仕組みだったのか・・・と。

 

私に出来る対応とは。
そういうサービスを掲載しないこと・・・ではなかった。
あくまでクライアント(出稿主)の希望に沿うよう、出版社なり代理店なりの担当に相談し、
クリア条件を提示してもらい、それをクライアントにまた説明して原稿の修正・・・
なんとか掲載にこぎつける。

 

要は、
なるべく今までの内容で、今までのサービス形式のままで
広告展開を継続することに全力を注いだ。

 

仕事というのは、必ず誰かの役にたっているものである。
お給料とは、そうした対価として与えられるものである。

 

そう、誰かに諭されたこともあったし、本やTVでもよく聞いた。
私自身、今でもそう思うし、当時も思っていた。
実際、広告主には少なからずお役に立てたし喜んでいただけたと思う。

しかし、結局自分の中に湧いた疑念を払拭できなかった。

 

先日の記事でも書いて繰り返しになるが・・・
私が務めていた会社を離れた理由はいくつかあり、必ずしもこの理由だけではない。

 

が、
こうした「売りたくないものを売らなければいけない」というストレスから
体調を崩したことも事実である。

 

おわりに

「イケダハヤト」さんの記事の中に
「ソーシャルゲームに携わるのが嫌で」・・・云々という人の話もでてくるが、
私もソーシャルゲーム(課金制ゲームアプリ)には携わるのはイヤだ。

 

まぁ、「そもそもオマエ、そんな話に関係ないところにいるだろ!」
という声はもっともなのだが・・・

 

Web業界への転職を考えていた時期、そうした会社に応募することを避けていたのだ。
(新しくゲーム開発を始めるので人材募集!・・・という会社がけっこう多かった)

 

「売りたくないものを売る」ことを押し付けられるような仕事は、もうできない。
しかし、
仕事というのはそういうもんだ。という声もある。
「オマエの給料は我慢の対価だ、我慢しろ」というような事を言われたこともある。

 

でも私は逃げて来ました。
きちんと稼げるようになってからでないと、こんなこと言う資格は無いのですが、

 

「売りたくないものを売らなければいけない」というストレスから逃げよう

お読みいただきありがとうございました

 

 

 

 -オレフィー

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